Oxygen not Included ロケットによる星間輸送

ロケットによる探査や小惑星開発、星間輸送について説明・ガイドが非常に少なくて自分が困ったので備忘録と攻略メモを兼ねて書いてみます。エンジンの種類とロケットの組み方実例など。
・全てのロケットに共通する建築方法など
どの場合も最初にロケット発射台を、上空が開けている好きな場所に建築する。マップ上端から36マス(タイル)分空いているとどのエンジンを使ったロケットも発射できる。
なおマス数が足りないとロケットの高さ制限で発射(着陸)できなくなることがあるが、36マス必要になるのは石油エンジンと水素エンジンだけなので当面は気にしなくても良い。発射台を地上から離れた少し高い所にしたり隔離したりすれば離着陸時の熱の影響を緩和できる。
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発射台やその周りは熱で溶ける鉛、アルミニウム、金は避ける。
横の梯子は花崗岩を避ける。火成岩が大量にあって溶けにくいので無難。
発射台の上に必要なマス数、(Wikiより1多いのは、マップ最上段で1マス余分に必要だから)
二酸化炭素エンジン 11マス
砂糖エンジン 17マス
蒸気エンジン 26マス
小型石油エンジン 21マス
RADボルトエンジン 21マス
石油エンジン 36マス
水素エンジン 36マス
どのエンジンを使うかは研究の進行状況と惑星の資源の使いやすさによる。
ロケット発射台を建設したら、ロケット発射台を選び「新しいロケット」からパーツ(モジュール)を選んでいく。
建設や材料搬入の際に複製人間の手が届かなければ、梯子をロケット横に増やしたり足場を組んだりする。エンジンの上、乗組員モジュールの下部などは歩けるので随時モジュールの位置を上下に調整すれば足場を増やさなくても建設・搬入は可能になる(これが見た目にはわかりにくい)。
発射するには、乗組員が乗れるモジュール+何かしらのノーズコーン(一番上のパーツ)が必要になる。
・わかりにくい気体(酸素)、液体(水)の搬入について
気体貨物ボンベへの酸素の封入には気体ポートローダー(ロケット発射台に横付け)を使う(ローダーに気体パイプを接続し、電気を使って搬入できる)。そこからロケットの室内に送るには気体出口端子を使う(ロケット内部に1マス使って出口を建設する)。外から直接パイプを使って室内マップの居住区気体出力ポートを使うこともできるが、この場合地上から発射されるとパイプの接続が切れるので(当然だが)宇宙空間にいる間は酸素が送り込まれない。
これは水(液体貨物タンク)についても同様。ただし、水を使用するのは主に壁掛けトイレなのでパイプの中身だけで足りてしまい、液体貨物タンクは使わなくて済む。(外部→乗組員モジュール→液体出口端子から直接搬入すれば宇宙にいる間の水が大抵足りる。)
各モジュールやエンジンを解体すれば気体以外の資源は全て戻ってくる(乗組員モジュールの内部建築物や物資も含めて!)。なぜか気体はボトル化しないでその場で霧散するので、勿体ないと思うなら先に搬出しないとならない。
・各小惑星の開発
ロケットは惑星マップにロケット発射台(上空高さに余裕があるもの)がないと小惑星に着陸できない。ロケット発射台を建設するには精錬金属が800kg必要。
ロケットを爆発させるか先遣隊モジュールで降下すれば複製人形を小惑星の地上に降り立たせられる。
序盤の惑星は複製人間の身体1つで乗り込んでも良いが、環境が悪い場合酸素、食糧が確保できないので長期戦が難しくなる。なので何とかして精錬金属を準備してロケット発射台を建設する。
精錬金属の準備方法
〇探査ロボモジュール(鋼鉄製)を投下して下見をさせ、原料である鋼鉄400kgを惑星に残す。
〇先遣隊モジュールの殻を鋼鉄にして鋼鉄400kgを確保する。
〇軌道貨物モジュールから精錬金属を投下する(投下位置は地上面のうちランダム)
〇星間輸送ランチャーであらかじめ送っておく
〇ロケットを爆発させ、中身と合わせて新惑星で生き延びる
鋼鉄製の探査ロボモジュール→鋼鉄製の先遣隊モジュールで降下の手順で鋼鉄800kgをロケット発射台に使うのが無難だが、鋼鉄がなければ軌道貨物モジュールでも用は足りる。
・ロケットの使用順
簡単な方の惑星で始めた場合、各小惑星でそれぞれ独自のロケットを開発したい!とかいうのでもなければ
二酸化炭素エンジン→小型石油エンジン→石油エンジン(→水素エンジン)
の順で使用していくのが楽かと思う。
石油エンジン又はRADボルトエンジンで20マス航行できるようになればクリア実績までは問題なく到達できる。
最初の3惑星(クラシックだと2惑星)だけでも開発が止まることはほぼなく、しいて言えば金属に不安が出るぐらいなので宇宙を軽視するなら小型石油エンジンを建築せず飛ばしても問題はない。小型石油エンジンは燃費が良く省スペースで済むが、片道5マスというのが案外不便。望遠鏡を設置して星図の暗い部分を開発していくのに向く。
【二酸化炭素エンジン】
気体パイプで二酸化炭素を送り込むだけで発射できる。実は二酸化炭素以外の気体を送り込んでも壊れないので厳密な管理は不要。酸化剤も不要で片道6マス、往復で3マスまで運航できるので二酸化炭素の手に入りやすさを考えると非常に使いやすい。
・ロケット構成例1
単独乗組員ノーズコーン
気体貨物ボンベ(酸素を封入)
二酸化炭素エンジン
単独乗組員ノーズコーンを使用すれば高さ5マス分の余裕がある。
固体を積込めないが、室内の格納庫1つの方が持ち運べる量は多かったりする。
・ロケット構成2
ノーズコーン
乗組員モジュール
ソーラーパネルモジュール×2(遺物輸送モジュール×2)
遺物輸送モジュール
二酸化炭素エンジン
居住区に余裕を持たせると余裕が高さ2マス分だけになる。
それでも片道6マスの移動は可能だし、近場の遺物の回収だけなら問題ない。
外側の建設が済んだら乗組員モジュールを下に移動すると乗り降りが捗る。
【砂糖エンジン】
スクロース450kgを使用する。小型固形酸化剤タンクに肥料(又はオキシライト)450kgを詰めれば6マスの移動ができる。スクロースが潤沢であれば固体だけで飛べるため燃料のパイプが必要ない。乗組員モジュールを使っても高さ5マス余裕あるのが長所で、飛ぶ速度が遅いのが欠点。
・構成例
ノーズコーン
気体貨物ボンベ(酸素を封入)
乗組員モジュール
砂糖エンジン
室内に余裕があるのでプラスチックを載せて軌道データ収集ラボで研究するのにも良い。
【蒸気エンジン】
水と熱さえあれば飛べて酸化剤不要。モジュールを一杯積めるが航行が計6マスしかない。ダイヤモンドコーンにダイヤモンドを詰めて、資源入れモジュールを揃えて近場の資源小惑星(POI)で資源を集めるのに良いか。蒸気が液化しないよう温度管理に注意。何気に発電が強いので、内部の室内に電源コンセント端子から電気を引ける。
【小型石油エンジン】
石油エンジンと異なりエンジン本体に石油を450kg詰め込む。小型酸化剤タンクに詰める燃料も肥料(又はオキシライト)450kgで良く、必要な資材が少ない。室内の窓近くに観測望遠鏡を置き、小惑星を発見する(星図を開拓し作る)のに向く。電力も豊富。
【RADボルトエンジン】
200RADボルトで20マス航行できるのが非常に強い。放射線の強い小惑星では電力のみでロケットが飛ぶようなもの。エンジンから発電しないのは注意。
【石油エンジン】
資源が小型石油エンジンの延長で使えるが、別途燃料タンクが必要な上に長距離航行には酸化剤もそれなりに必要でロケット全長が長くなる。大型液体燃料タンク2つに石油1800kgを積んで、小型酸化剤タンク2つにオキシライト900kgを積めば航行距離20マス。酸化剤が肥料だと倍量必要。固体の搬入が届かない時は足場か乗組員モジュールの位置を調整すること。
【水素エンジン】
基本は超冷却液を作れるようになってから。つまり水小惑星からグラファイトを持ってくるか、資源小惑星からフラーレンを持ってくる必要があり、その前提として上の中~長距離航行エンジンが必要になる。
大型燃料タンク1つで16マス(タイル)分航行できるが、16マスでは液体水素を作る労力に見合わないのでタンク2つで1800kgの液体水素を入れることになる。ついでのようにできる液体酸素は液体酸化剤タンク1つで良い。

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